陽住国際山海芸術センターは、台湾北部・大屯山地域の「里山」的な風景から着想を得て、イギリスのアーティスト Martyn Barratt(マーティン・バラット)と、台湾のアーティスト曽俊豪(ツォン・ジュンハオ)を招き、北海岸の農村集落において二つのランドアート作品《谷のストーリー(A Valley Story)》と《漂う山(Floating Mountain)》を企画しました。
このプロジェクトでは、地域の自然と人々の生活の記憶を題材とし、生態系の持続可能性をテーマにした現地制作を行っています。
《憨吉囝仔。蘿織未來》**は、地元のアーティストと地域創生チーム「北海藝創 × 二号空間」が協力し、地域住民とともに「共創」するアートプロジェクトです。
「地域の共生」や「産業の共学」といった理念を軸に、竹、陶芸、拓印、彩色などの素材と技法を用いて、土地と文化の記憶をアートへと昇華させます。
作品は、季節限定のサツマイモや大根畑の中で展示され、農地そのものが期間限定の芸術舞台となります。